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 国内経済の空洞化が懸念されている。企業活動が海外に移るとその分、国内の所得創出・雇用機会が失われてしまうという議論である。その気持ちはよく分かる。しかし、次のようなプラス面を考えてみてはどうか。
 第1は、企業活動のグローバル化である。空洞化が心配だからといって国内企業のグローバル化を止めることは、日本企業の成長可能性に枠をはめることになる。
 日本企業の海外進出を抑え込もうとするよりは、海外企業の日本進出を促進すべきではないか。そうすれば、グローバル化の流れを促進しつつ、国内経済の空洞化を防ぐことができる。
 第2に、ある程度の空洞化は必要である。今後の長期的な日本経済の先行きを考えると、一方では労働力が足りなくなり、他方では、医療・介護・福祉などの新たな需要が出てくる。すると、ある程度は活動拠点を海外に移し、それによって浮いた分を新しく伸びてくる分野に振り向けなければならなくなる。
 第3は、制度間競争を活発化させることだ。そのためには企業が活動しやすい制度的環境の整備が必要だ。税制、金融規制、各種参入規制などがそれである。
 もちろん日本もそうした制度間競争の渦中にある。結果的に、企業が活力を発揮しやすい環境整備につながるだろう。出て行こうとする企業を、出ていかないよう説得するのではなく、企業が進んで国内にとどまるような環境整備を図るべきである。
 海外投資を呼び込み、国内の資源の流動性を高め、制度間競争に応えていけば、空洞化の脅威を経済の活性化に結び付けていくことができるのではないか。



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